2024/8/26

夏季団キャンプ2024

8月23日から2泊3日、旭高原元気村でキャンプをしました。今回のテーマは『環境の大切さを知り、生活に活かそう』です。大雨と雷の悪天候の中、置かれた状況下でベストを尽くすことを学びました。

1日目

 矢作ダム見学

・バスに荷物を積み込む時から雨。出発式を行い、見学地の矢作ダムへ向かいました。ヘルメットをかぶり、ダムの内部を見させていただきました。「ダムが予想より大きくてびっくりしました。」(ブラウニー談)

 テント設営

・旭高原元気村に到着し、荷物を下ろして、テントを設営しました。雨で濡れるのを最小限にするために、すばやく行動することができました。「ジュニアスカウトも手際よくテントをたてていて、頼りになりました。」(Jリーダー談)

  夕食
カレーライス
サラダ・ゼリー

・雨がかなり激しくなり、雷も鳴る状況だったので、施設に避難させていただくことになりました。屋内でシニア・ジュニアさんはカレーライスを、ブラウニーさんはサラダとゼリーを作りました。温かい食事にホッとしました。

 星空観察

・雨と雷もおさまったので、曇天ではありましたが『星空観察』を行いました。肉眼でもたくさんの星が見えました。講師の方の説明を聞き、本格的な天体望遠鏡でも観察させていただきました。


2日目 

  朝食
ハムサンドなど

・6時に起き、雨が降っていなかったので、野外で朝食の準備をしました。牛乳に溶かして作るスープ、ハム、チーズを食パンにはさんで食べました。「朝食がおいしかったです。」(ブラウニー談)

 樹木オリエンテーリング

・午前中に『樹木オリエンテーリング』を行いました。コース上の木にかかった名前の看板を探しながら森の中を散策しました。「樹木オリエンテーリングは初めてだったけど、楽しかったです。」(ジュニア談)

  昼食
冷やし中華

・森の中を歩いた後は、昼食の『冷やし中華』を作りました。シニア・ジュニアさんは材料を切り、ブラウニーさんは流水麺をほぐすなど自分たちでできること行いました。

木工体験教室
キーホルダー

・午後からは、元気村の体験教室でキーホルダーを作りました。ひのきの木片をサンドペーパーでこすり、ペンで描くなどして作ります。それぞれのこだわりキーホルダーができました。

お楽しみ夕食
ちらし寿司
お吸い物など

・スカウトたちがキーホルダーを作っている頃、団委員さんで夕食を作りました。『魔法のかまどごはん』での炊飯は、本番で大成功!絶品の夕食ができました。「かまどごはんで本当においしくごはんが炊けたので、自信がつきました。」(団委員談)

キャンプファイヤー(室内版)

・悪天候のため施設内でスタンツを行い、盛り上がりました。「シニアスカウトは2人だったけど、エールマスターもしっかりやってくれました。」「(スカウトはもちろんだけど、)大人たちも全力で踊って楽しんでいるのがよかったです。」(リーダー・団委員談)


3日目

 テント撤営
  朝食

・天気が崩れないうちに、朝食前にテントを片づけることにしました。優先順位をつけ臨機応変に対応することも大切です。「私はこのキャンプで『臨機応変』ということを学びました。」(ジュニア談)

 閉営式

・閉営式を行い、各部門のリーダーから講評を聴きました。また、旭高原元気村のスタッフの方にお世話になったお礼を言いました。

 足助八幡宮
 参拝・講話

・足助八幡宮の安藤宮司は、国府宮神社のスカウト活動を発足させた方です。来年、国府宮スカウト育成会は50周年を迎えるので、創設したときのお話を伺いました。

 三州足助屋敷見学

・足助八幡宮でおいしい五平餅弁当を食べた後、三州足助屋敷を見学し、帰路に就きました。「わたしは『藁綯い(わらない:わらをより合わせること)』が楽しかったです。」(ブラウニー談)

 セレモニー
 友情の輪

・国府宮神社に帰ってきた後、キャンプの感想を一人ずつ話しました。迎えに来た保護者の方も「バスから降りてきた子どもの顔が明るかったので、楽しかったんだなあと思いました。」などと全員一言ずつ話しました。

【感想】
「悪天候でも最後までやりきることができたので良かったです。」(シニア)
「失敗することもあったけど、次のキャンプに活かしたいです。」(シニア)
「テントに虫が入って怖かったけど、何とか眠れてよかったです。」(ジュニア)
「2泊3日で長かったけど、初めてのキャンプ楽しかったです。」(ブラウニー)


夏季団キャンプを終えて

・コロナ以降、初めて野営キャンプを行いました。キャンプを何度も経験しているリーダーも「2回もで避難したのは初めてだ」というほどの悪天候の中、最後までやりきることができたのは、大きな自信になることでしょう。「あのキャンプを乗り切れたから大丈夫」という自分の中に一つの尺度のようなものができました。 人が成長するということは、いろんなことを経験し、失敗も成功もある中でこういう尺度を増やすことなのかなと思います。


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