2014/10/02

地区防災集会

 9月28日(日) 防災教室に参加しました

金山駅に集合。
電車で鳴海駅へ行き、会場の公民館へ着きました。


他の地区のスカウトたちも集まっていました。
手続きをしてしおりをもらいました。

しおりです
しおりです

会場が準備中なので、廊下で待ちました。
その廊下に、エコ活動についての新聞がありました。

ゴミ処理場についての記事だね
ゴミ処理場についての記事だね

会場が開き、席へつきます。
今日は防災について学びます。


リーダーが地震について話します。

『防災にパーフェクト(完璧)』はありません。
 場所・時刻・場所などによって、身の守り方や必要な物は
 違ってきます。

 普段から準備や訓練をすることで、
 とっさの「対応力」と「行動力」を身につけることが大事。


◆地震がおきたら◆
●まずは『落ち着いて頭を守る』

●『頭と首のうしろ』を守ることが大事。
 ⇒椅子や机の下にもぐって脚をしっかりつかんで支える。
 ⇒カバンなどで頭を守ってダンゴムシのように丸くなってしゃがむ。

●台所にいるときに揺れたら、すぐに台所から出る。
 火の始末は後で。(震度5以上の時はガスの安全装置が働く)

●寝る部屋には家具を置かない。もしくは固定する。
 寝ている時が一番何もできない。
 1997年の阪神淡路震災では、亡くなった人の90%近くが
 寝ているときにつぶされて逃げられなくなった人です。

さっそく、『頭と首を守る』訓練です。
リーダーの合図で、スカウトたちは机の下へ、
リーダーや育成会の方は椅子の下へ隠れます。

首の後ろも守ること。
首の後ろも守ること。
机の脚をしっかり持つこと。
机の脚をしっかり持つこと。

◆避難生活について◆
災害に遭って家が住める状態ではなくなった時に、
避難所へ行って生活することになります。

避難所ではたくさんの見知らぬ人と一緒に生活することになります。

狭いスペース、トイレが混んでいる、音がうるさい、など
非常に不便でストレスがたまります。

自宅の耐震補強や非常トイレ・水・食糧などの備えをして、
「避難所へ行くのは最後の手段」という覚悟でいてください。


リーダーからの質問。
『非常用持ち出しにはどんなものを入れたらいいかな?』

スカウト達が手を挙げて答えました。

水、寝袋、着替え、懐中電灯、電池、時計、リュックサック、食べ物、ラジオ、タオル、お金、薬、防災頭巾、メガネ、本、筆記用具、家族の写真、ゲームセット、食器、お菓子、水筒、、ビニール袋、トイレ、スリッパ、笛、救急セット

「みんな同じものにするのではなく、予備のメガネや薬など自分にとって必要で大切な物をよく考えてまとめましょうね」

非常持ち出し品は、
「自分ひとりで持って行ける大きさと重さ」にまとめることが大事です。


ここで昼食。
おにぎりをぱくぱく食べながらおしゃべりするスカウトたち。


午後の部、開始。
バスタオル1枚と、フィエスタオル2枚で『防災頭巾』を作ります。


フィエスタオル2枚を合わせて、3つのポケットができるように
3センチくらいのざく縫いします。
(後でほどいて使えるように、糸はタオルと違う色を使います)

2枚重ねるよ。
2枚重ねるよ。
ちくちく
ちくちく


縫ってできたポケットに携帯トイレや笛・着替え、などを入れます。
この中身がクッションとなります。
(ホイッスルなど固いものは着替えなどで包んでおきます)

同じ厚みになるように入れるよ
同じ厚みになるように入れるよ

バスタオルにフィエスタオルのポケットを真ん中に向けて置いて、
縦に二つ折りします。

バスタオルの「わ」でポケットの口をふさぐよ
バスタオルの「わ」でポケットの口をふさぐよ

縦に2つ折りにしたバスタオルを、横へ半分に折ります。
重なっているところを安全ピンで留めます。
(折ったところ、首の後ろ、その真ん中の3ケ所)


安全ピンにリボンを通して、かぶって結べば出来上がり!


かわいい柄のバスタオルで作っているスカウトもいました。
お気入りのバスタオルで作って枕元に置くのもいいですね(^◇^)

かわいい~
かわいい~
りらっくま(8分音符)
りらっくま(8分音符)

ここでおやつタイム。
手を伸ばして、笑顔になるスカウトたち。


ロープの技術を確認します。
「リボン結び」ができるように教え合います。


今日のまとめです。
それぞれのおうちに合った準備と訓練を、家族と相談して
実行しましょうね。


解散して、鳴海駅から金山駅へ移動しました。
今月は救命と防災について学べたよね(^_-)-☆

風がきもちいい~
風がきもちいい~

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