2013/09/08

「災害ってなに?」防災センター見学

9月8日(日) 港防災センターへ行きました。

その前に、ニュースです。
今朝、2020年の夏季オリンピックの開催地に東京が決まりました。
集合場所の金山駅で号外が配られていました。

7年後に私達はどうなっているかな?
7年後に私達はどうなっているかな?

スカウト達が集まり、地下鉄で防災センターへ移動します。


名古屋市港区には、「名古屋市港防災センター」があります。


伊勢湾台風の時の水害を映像で再現する部屋です。


伊勢湾台風は、昭和34年9月26日に東海地方を襲い、
多くの犠牲者を出しました。

この時に名古屋市の港区と南区では、名古屋港の貯木場から
直径1m・長さ10m・重さ7~8tの木材が高潮に乗って
家を襲いました。

この状況を映像と音で再現する部屋で、体験してみます。


強い風で雨戸がガタガタ揺れて、
雨戸とガラス戸が割れて飛んで、
水が流れ込んできて、
電柱より太くて大きい木材が沢山こっちへ来て……

かなり、怖くてポカーンとしてしまったスカウトたちでした。


次は、火事に遭ったときの訓練です。
係員から、火事に遭ったときの行動について説明してもらいます。



火事の停電で真っ暗になった部屋を通って出る体験をします。
口に布を当てて入りました。
……思ったより怖くて、出口が見えると思わず走り出していました。

さあ、行くぞ~
さあ、行くぞ~
あー、外だ! 助かった!
あー、外だ! 助かった!

119番通報の練習をしました。


地震体験です。

先にやっているのを見ていて揺れるのがわかっているのに、
いざ体験してみると、震度5以上が長く続くと怖くなりました。

机や椅子の下など安全な場所で頭を守って落ち着くことが一番です。


先に見たから大丈夫だよね
先に見たから大丈夫だよね
まだ終わらないの~怖いよ~
まだ終わらないの~怖いよ~

東日本大震災の展示がありました。
震災時の映像があり、津波の大きさに無言になるスカウト達。


名古屋市の航空写真が床にあります。


自分の家や学校などを探すスカウトたち。
意外と川に近かったり、海からの津波が来そうな感じがしました。


図書コーナーでは、震災に関する本や帰宅マップなどがありました。
スカウトが興味を持ったのは「女性のための防災BOOK」でした。

沢山あるね~
沢山あるね~


「液状化」についての説明・実験をするスカウト。


隣の港区役所ではフェアが開かれていました。


紙芝居、ゴム鉄砲、南京ゴマ、ケン玉など、
昔からある遊びで盛り上がるスカウト達。


リーダーや育成会の人も挑戦。
あらら、スカウト達の方が上手だな・・・。


この後に、金山駅へ移動して解散しました。
防災を学んで、楽しく遊べた一日でした。

ホームへ先頭へ前へ戻る